マンホールに落ちた黒猫をさがして地下迷宮の先にある黒猫の国はもう、すぐ、そこだ 黒革の手帳にハンコつかれたらおのれを黒猫に変えるしかないのだ
気がつけば太古の記憶よみがえりいまのわたしの気分は黒猫
コットンギャバジン100%のフェイバリット コート着て冬の街を行く シベリア寒気団の派遣した今年一番の寒風が身体を切り裂かんとす 彼女は頬を上気させ上流階級お得意の土曜の午後の優雅な笑顔
ツインテールは 河となり 魚が泳ぐよ 船乗りは 巨大な少女の 夢を見る
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